2008.12.09

カリキュラ宮島さん(71歳)は、とってもファンキーでした♪

以下のコントは、
小学生に読み書き算数を教えるために作られた番組に収録されたものです。
          ↓

昭和の新婚家庭の朝。

妻がスーツ姿のサラリーマンの夫を見送る。
「あなた はやく帰ってきてね!」と手を振りドアを閉める。
と、部屋の押し入れの中から若い男がでてくる。

そこに、いい声のナレーション(男性)。

「間男が一人」

さらに、洋服ダンスから若い男が二人でてくる。

そこに、いい声のナレーション(男性)。

「間男が二人」

そこに、いい声のナレーション(男性)。

「一人と二人で合わせて三人。1+2=3」

子供番組なのに大人も真っ青なタブー破りのギャグが満載。
洒落た音楽とアニメーション。いまでも新しい驚異の爆笑コメディ。
70年代後半に製作・放送されいまだに伝説のギャグ番組と語り継がれている
日本テレビのカリキュラマシーンのディレクターだった宮島将郎さんを招いて、
いまでは考えられないほどアナーキーな内容を振り返りながら、
当時のクリエーティブについて語っていただきました。
ちなみにカリキュラマシーンの映像です。
カリキュラマシーン on you tube(←クリック)

トークライブは、宮島さんを中心に和やかに進行。

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いま見ても爆笑できる番組の目からウロコの真実の数々。

・いま見るとかなり過激な内容にも関わらず、現場のディレクターの耳には、
  視聴者や代理店やクライアントは社内外のクレームは、一切、届かなかった。
  あらゆるクレームは、あの伝説の井原高忠プロデューサー(←クリック)が、
  すべてブロックしていたという。

こちらは、芸者の踊りで「きゃきゅきょ」などを教えるシーン。

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ちなみに、「カリキュラ」の凄さは、モンティ・パイソンもびっくりのスピード感ですが、
スタジオでは、一日に120シーン(ネタ)を一気に収録したとか。
当時、日テレで言われていたのが、
「あの番組の出演者は、とにかく走る」というもの。
当時としてもかなりの有名タレント、役者が出演していますが、
彼ら・彼女らも”走って”いたわけです。
役者が何故かセレブ化した現在の日本のテレビ界では考えられない現場の熱さですね。

そんな現場をくぐり抜けてきた宮島さんの演出の信条は「テイクワン主義」

カメラの前の役者は、最初の演技がイチバン面白いのです。
が、同時に緊迫の現場でもありました。
「テイクワン主義」は、イコール、生放送の緊張感で収録に挑むということ。

「カリキュラの頃は、視聴率なんて意識したことがなかった!」という宮島さん。

当時、井原さんが局の若手を集めて語った言葉に
「音楽でもなんでもいい、自分がいちばん好きだと思うことを極めて、
 それで番組を作れば良い」というものがあったとか。

いまのテレビが自分で自分のクビをしめる結果を招いた
「視聴率至上主義」が蔓延するようになったきっかけは、
「ウィークエンダー」(日テレ)←クリックだったとか。

ここしばらくのテレビに対する辛口トークが続きましたが、
それも元祖テレビ屋としてのテレビを愛するが故の言葉でした。

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71歳とは思えないファンキーな宮島さんのスゴイところは、
いまのテレビを批判するだけでなく、ファンキーなコンテンツを作っているところ。
こちら宮島さんの最新作「パピプペポロン」(←クリック)

寝たきり老人ならぬ、出たきり老人という活動的な宮島さん。

今後、スロコメには、毎月ご登場いただけるそう。
スペシャルゲストも登場の予定。

ライブ後は、話を聴きに集まった皆さんと、楽しい歓談。

オモシロイ企画の話もいろいろ出ていました。

案外こんなトークライブを続けるうちに何か素敵なことが現実化する。

そんな予感が濃厚にする日曜・夜のスロコメでした。



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